201704/13

男性の嫌な匂いを消す!ミドル脂臭の予防・改善に効果的な食ベ物

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自分の体臭に気づく男性

「30才を過ぎたころから、枕カバーやシャツから以前はなかったニオイがするようになった。」

「もう加齢臭!?まだ早いよね・・・?」

30~40代の男性からは、10~20代や50代以降にはない独特のニオイがします。

働き盛りの男性を悩ます「ミドル脂臭」は、汗と脂が混じったようなニオイで、頭部付近から発生させます。頭皮の常在菌が乳酸を分解すると「ジアセチル」という物質が発生します。これが「ミドル脂臭」の元。これは、「加齢臭」の原因となる「ノネナール」とは異なるものです。

後頭部付近の「ジアセチル」

 

頭部はエアコンの風が当たりやすい高さにあるので、ニオイはエアコンの風と共に流れ、風下の人が不快な思いをしてしまいます。また、動作が大きいほどそれに合わせてニオイ物質が四方八方へと散らばり、お辞儀をするたび、頭のニオイをまき散らしているのです。

こうなると、周りがアナタから物理的にも気持ち的にも、どんどん距離が遠ざかっていくことに・・・。それでは、ミドル脂臭対策はどうすれば良いのでしょうか?

ミドル脂臭の予防・改善は、シャンプーをしっかりする、ニオイがついたものはしっかり洗うといった基本的ことも必要ですが、「食生活」を見直し、そもそもニオイの原因となる余分な皮脂が出にくい、サラッとした汗が出るような身体にすることが重要なのです。

そこで今から、

『ミドル脂臭の予防・改善に効果的な食ベ物』と

『ミドル脂臭を抑えるための簡単ジュースレシピ』

をご紹介します。

始めやすく、続けやすいものを厳選しました。ぜひ、ご参考ください。

1 脂肪の多い食事だと体も脂臭くなる!

「ミドル脂臭」、頭皮の皮脂や汗が雑菌に分解されて発生するニオイです。この、脂くさいニオイは皮脂の酸化から起こり、肝臓と胆のうの弱りからくる場合が多い傾向にあります。いつも油っこい食事をとっていたり、肉料理など脂肪の多い食事をとりすぎていると、肝臓で処理できなかった脂が酸化して、そのまま「脂くさい体臭」につながってしまうのです。

脂くさい体臭の人の食事

  • 脂くさいニオイがする人は、次のようなものが好物ではないでしょうか
  • まぐろの大トロのような脂肪の多い魚類
  • とんカツ、海老フライ、コロッケ、魚のフライ、鶏のから揚げなど、動物性の食品を油で揚げたもの
  • カレーライスやハヤシライス、牛井やすき焼き、天ぷらうどん、チャーハン、ラーメン、ギョウザなど、ラ-ドを多用した料理

こういったメニューまた、体臭を脂くさくする原因となります。

偏った食事をしていると体臭も出てくる

肝臓が弱ってくると、脂ものが無性に食べたくなります。これは体内の脂質代謝が悪くなったためと考えられます。そうなると、ナッツ類やマヨネーズ、バター、マーガリンなどの油っこい食べ物がほしくなるのです。とくにピーナッツなどのナッツ類が好きな人に、肝臓の弱った人が多いようです。

また、肝臓系が弱ると、ストレスを感じやすくなります。ストレスを感じると体内では「活性酸素」が生まれ、それが体内の脂肪酸と結びつき、「過酸化脂質」となります。この過酸化脂質が作用して、悪臭が発生するのです。

春先は肝臓が疲れやすく「体臭」も出やすい

春先は、冬場に蓄積した脂汚れが一斉に溶けだす時期。寒い冬にコートやマフラー、セーターを着込むように、人間の体もまた皮下脂肪をまとって寒さに対抗しようとします。

日を追うごとに暖かくなると衣がえをするように、体内で不要になった脂肪もまた溶けだして、体の衣がえがなされるのです。

この溶けだした脂肪を浄化するのが肝臓の役目なのですが、脂汚れがひどすぎた場合や肝臓が疲れている場合には、浄化できなかった脂が血液中にたれ流されて、血液を汚します。

この汚れて粘った血液が全身を循環すると、さまざまなトラブルに発展していきますが、そのひとつに体臭があげられます。血液の脂汚れが汗腺に多い皮脂腺に目づまりすると、脂くさい体臭が発生するのです。

汚れて粘った血液が全身を循環すると脂くさい体臭が発生する
出典:日経トレンディ

春先に脂ものを食べることが多いと、陰性である脂分は水に浮くことからもわかるとおり、上昇エネルギーのために体の上部に上昇し、頭頂部の毛穴に目づまりしやすくなります。毛根に詰まった脂によって毛根が酸化し、根腐れ状態になると、抜け毛がひどくなります。だから、頭頂部の薄毛は、脂症の人に多いのです。

そして、この毛根の根腐れ状態は、脂くさい頭皮臭を発生させる原因にもなります。

ミドル脂臭を予防する “野菜選び”のポイント

脂くさいニオイを解消させるためには、まず動物性食品や揚げもの、炒めものと、油脂が多く使われた菓子類などの摂取を控えることが第一。

さらに、肝臓のトラブルの薬となる緑の食材を使うこと。「ブロッコリー」や「ほうれん草」「小松菜」「パセリ」「春菊」などの緑黄色野菜には、肝臓の働きを高め、滞った脂汚れを洗い流す働きがあります。とくに春に旬を迎える「春キャベツ」「春玉ねぎ」「ブロッコリー」などがおすすめです。

このような野菜を、油を使わないで調理した「おひたし」や「蒸し野菜」などにして食べましよう。とくに「酢みそあえ」は、みそや酢のアミノ酸が肝臓の働きを高めるので、体臭予防の強い昧方になります。

ただし、野菜の栄養価が落ちてきているので、質のよい野菜を選ぶことが大切。化学把科で育った野菜は、成長が早くて形は大きいものの、組織が粗く、味やニオイの薄いものに育ちます。また、ビタミンやミネラルの含有量も少なく、日もちも悪いために収穫後は栄養素がどんどん失われていきます。

ほうれん草の栄養成分の季節変動

 

旬の野菜一覧表
出典:マクロビオティックWeb

さらに、茎や葉に残留する化羊肥料に由来する「硝酸態チッ素」という毒性成分が体内に入ってくると、腸の中でたんぱく質と結びついて「ニトロソアミン」という大腸がんを引き起こす物質をつくり出します。

さらに、「硝酸態チッ素」が腸内で「アンモニア」や「硫化水素」というチッ素に由来する悪臭成分に変わることも。できるだけ農薬や化学肥料、除草剤などの化学物質を使わない自然栽培の野菜を選ぶようにしましょう。

野菜の栄養価は「旬」の時期、最高潮に達します。露地栽培の旬の野菜を鮮度の落ちないうちに食べる。これが野菜の栄養価を存分に得るための最大のポイントです。野菜は収穫から時間がたてばたつほど酸化が進むので、新鮮で香りのよい、還元力の高い野菜を食べれば、酸化によって生じる悪臭を打ち消してくれるでしょう。

2 「梅干し」を食べて頭皮の臭いをカット!

「ミドル脂臭」は、頭皮を中心に発生します。頭皮は汚れや皮脂など細菌のエサが多い部分です。額と違い髪の毛があるので、汗を拭きとりにくく、ニオイが発生しやすいのです。正しいシャンプー方法で、汚れや皮脂を流すことが大切。

しかし、「ミドル脂臭」はシャンプーで清潔にする他に、汗を「良い汗」に変えるというケアが重要なのです。

汗には、「乳酸」が含まれています。良い汗にするには、この「乳酸」の発生をできるだけ抑えることです。

「乳酸」は、疲れによって量が多くなります。疲労を溜めないようにすることは基本ですが、「クエン酸」を体の中に摂り入れることで乳酸の発生を抑える方法も、非常に効果的。

「梅グリナン」を賢くとろう

クエン酸が豊富な食材は「梅干し」です。目安は1日1~2個。摂りすぎは塩分オーバーになるので注意が必要です。午後から夜にかけては、疲労も皮脂も溜まりやすいため、ニオイの発生を注意する時間帯です。なので、梅干しは昼食や夕方ごろに食べるとよいでしょう。

クエン酸が豊富な食材梅干し

 

また、疲労は「クエン酸回路の働き(エネルギー代謝の効率)」が落ちます。梅干しでクエン酸を補給することで、短時間でクエン酸回路が活発に動きだし、疲芳回復につながります。ですから、クエン酸はニオイの原因とニオイの元に対してダブル効果があるということです。

まだまだある!「梅干し」パワーの秘密

活性酸素をやっつける梅干しの抗酸化力。その効栗は「生活習慣病」「老化現象」「がん」にも関連があることがわかっています。人が生きていくために不可欠の酸素ですが、吸った酸素のうち約2%が活性酸素に変化すると言われています。

酸化ストレスを抑制して老化予防

たった2%でもその影響は非常に大きなもの。その一つは体内が酸化に傾く「酸化ストレス」です。身体が酸化ストレスにさらされると、「動脈硬化」「心筋梗塞」「糖尿病」「がん」など、さまざまな病気が発症すると考えられています。梅に含まれる「梅グリナン」は、その酸化ストレスを防御して老化を抑え、生活習慣病を予防する“化学予防”植物由来成分なのです。

活性酸素に対する防御システム

活性酸素が悪さをしないよう防御システムがあり、「梅リグナン」もそのー端を担っています。

酸化ストレスと抗酸化力のシーソバランス

 

梅の健康パワーの源「梅リグナン」

「梅リグナン」は、梅に含まれる健康に有効な成分であり、植物ポリフェノールの一種です。リグナン類には抗腫瘍(しゅよう)活性、抗酸化活性、抗肥満活性など、さまざまな機能性が報告されており、人の健康に有効な成分として注目されています。

梅に含まれるリグナン類を、総称して「梅リグナン」と呼んでいます。ピロリ菌の運動機能を抑制する「シリンガレシノール」や、インフルエンザウイルスの増殖を抑制する「エポキシリオニレシノール」も梅リグナンの一種。その他「ピノレシノール」や「リオニレシノール」は強い抗酸化力をもっています。

血流がスムーズに 新陳代謝もアップ

梅のもつ血液サラサラ効果、抗酸化力により、全身の血流が良くなり、新陳代謝がアップします。新陳代謝がアップすると、身体に良いことがいっぱいです

まず老廃物を排出しやすくなり、肌がきれいに。

また、摂取した栄養を無駄なくエネルギーに変換することができるので、ダイエット効果が期待でき、やせやすい身体に変わっていきます。内臓の血流が良くなるこしで、消化吸収力もアッブ。新陳代謝は加齢とともに、どうしても下がってしまうものですが、梅干しを習慣的に食べることは、若々しい身体を保つことにつながるのです。

梅干しのクエン酸による健康効果

新陳代謝がアップする他、梅干しに含まれるクエン酸には全身にさまざまないい効果があります。

 

梅干しは、コンビ二のお菓子コーナーに並んでいます。持ち運びやすい小パック&密閉ジッパーつきのものなら、鞄に入れておくと便利です。

 

3 ミドル脂臭を体内から予防!

先ほど、汗体臭が、強く臭う人、そうでない人の違いはどこにあるのか、それは「血液の状態」、「乳酸」の量が関係していることをお話ししました。

疲疲労物質である乳酸が、体内にたまった状態になると、細胞から染み出して、汗といっしょに体外に排出。それが皮膚表面の細菌を増加させて、臭いの原因となる物質に変化します。

この「乳酸」を分解するには、梅干しの「クエン酸」も効果的ですが、血液中の酸素を多くする食品も有効です。酸素を運ぶヘモグロビンが体内に多くなると、乳酸はたまらず、体臭も強くならないといわれています。

小松菜ジュースで体臭の原因「乳酸」が消える

緑黄色野菜は、へモグロビンを増やす食材です。たとえば、小松菜などには葉緑素であるクロロフィルが豊富に含まれています。これが、駿素たっぷりの血夜作りに役立つというのです。

 

ただし、クロロフィルは、普通に生野菜を食べるのでは吸収されないので、ジューサーやミキサーで細かくしてジュースにすることが、もうひとつのポイント。

ここで、超簡単・コツいらずの「小松菜ジュース」のレシピを2パターンご紹介します。

小松菜+バナナ+牛乳

小松菜+バナナ+牛乳
出典:COOKPAD

【材料】(1人分)

・小松菜:30g(1株)

・バナナ:70g(1/2本)

・牛乳:120ml

【作り方】

・すべての材料をミキサーに入れてかくはんする。

過剰な皮脂分泌は「ビタミンA」「ビタミン、B群」「鉄」不足が原因

皮脂過多(ニキビも含む)原因はいくつかありますが、最大の原因は食生活の乱れ。

皮脂の発生には、「ビタミンA」や「ビタミンB群」「鉄」が深く閏与しています。

ビタミンA

「ビタミンA」が不足すると、毛穴の角化異常が起きて、毛穴に皮脂が詰まりやすくなるため、頭皮のニオイや顔のニキビとなるのです。チョコレート、クッキー,ケーキ、アイスクリームなど砂糖やバターをたっぷり使ったスイーツの食べすぎも、原因になります。

 

ビタミンB群

糖質や脂質を分解するのに「ビタミンB群」が必要です。これらのスイーツを食べると、カラダの中の糖質や脂質の量が多くなるので、本来なら肌に使われるはずの「ビタミンB群」まで使われてしまうのです。「ビタミンB群」が不足すると、皮脂の分解がスムーズにいかなくなり、皮脂の過多状態を起こしてしまいます。

「ビタミンB群」には、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンなどがあり、単独よりもお互いに協力し合って効果を発揮します。

牛乳には、このビタミンB群がたっぷり含まれています。小松菜、バナナには、カラダの中で必要に応じてビタミンAに変わる「β-カロテン」が含まれています。

鉄分

「鉄」不足も皮脂分泌と関係していて、特にロのまわりにニキビができやすくなります。鉄も、小松菜、バナナに含まれています。

スイーツが大好きな方は、ビタミンAやビタミンB群、鉄の不足を招いているかもしれません。スイーツを食べすぎた翌日は、「小松菜+バナナ+牛乳」のジュースでビタミン、鉄の補給をしましょう。

小松菜+アボカド+いちご

B)	小松菜+アボカド+いちごジュース
出典:COOKPAD

【材料】(1人分)

・小松菜:20g(1/2株)

・アボカド:(1/10個)

・いちご:80g(5個)

・水:60ml

【作り方】

・すべての材料をミキサーに入れてかくはんする。

「抗酸化酵素」で身体の細胞の酸化を食い止めよう

身体の細胞を酸化(サビ)させ、その正常な働きを失わせる「活性酸素」は、老化の原因のひとつ。活性酸素には細菌を殺す大事な働きもあるのですが、増えすぎるとカラダの細胞を攻撃し、老化を早めてしまうのです。

私たちの身体は、体内で活性酸素が生まれると、それを撃退して細胞の酸化を抑える仕組みになっています。これが「抗酸化」と呼ばれる働きです。抗酸化には、野菜やフルーツが持っている「抗酸化ビタミン」や「フィトケミカル」などの力が必要となります。

そしてもうひとつ、抗酸化のために体内で重要な働きをしているものがあります。それは、カラダの中でつくられる「抗酸化酵素」です。抗酸化酵素には、「スーパーオキシドジムスターゼ」グ「ルタチオンペルオキシダーゼ」「カタラーゼ」の3種類があり、それぞれ「セレン」「亜鉛」「鉄」といったミネラルが関与することでつくられます。

そのため、これらのミネラルが不足すると、身体は「抗酸化酵素」をつくることができなくなってしまうのです。活性酸素に負けない体内環境づくりには、セレンや亜鉛、鉄などのミネラルが欠かせません。

「小松菜+アボカド+いちご」のジュースには、それぞれの食材に、「セレン」や「亜鉛」や「鉄」をはじめ、「マンガン」「銅」などのミネラルが含まれています。

まとめ

たくさんある栄養素の名前や効果などを覚えるのは大変ですが、「ミドル脂臭」だけでなく、「生活習慣病の予防」「ダイエット」「アンチエイジング」にも役立つ知識です。これから、少しづつでも意識づけていきましょう。

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