201702/03

女性から不評!ワキガの匂いをごまかすために香水を使う男

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ワキガのにおいを香水で消す

「もしかしたらワキガかも」

自分でもたまに臭うなとは感じてはいたものの、仕事でも周りが普通に接してくれるから、さほど深刻には悩んでいなかった。

そんな人でも、職場で香水の話題になったとき、「つけてみようかな」とノリで言ったら、同僚から「らしくないよ」「つけないほうがいいよ」と本気で止められた、という笑えない話があります。

香水でにおいをごまかす

体臭、とりわけ「ワキガ」が気になると、「香水」のいい香りで何とか隠したくなります。しかし実は、「香水」と「ワキガ」は混じるとさらに強烈なニオイになるというのは、ご存知でしょうか?

欧米では香水でにおいを隠す習慣がありますが、日本ではなかなか受け入れられていません。飲み会などで何となく誰も隣に来なかったり、混んでいる電車やバスで何となく避けられたというとき、もしかしたら周りはニオイを我慢していたのかも。

では、『なぜ日本では欧米の“香水文化”がなじまないのか?』そんなギモンにわかりやすく解説しましょう。さらに、『香水に頼らないで「ワキガ」のニオイを何とかする方法』もご紹介します。これで、今までよりもっと自信を持って人と接することができるハズ。ぜひ、ご参考くださいね。

1 「香水」には「ワキガ」を隠す効果がある?

「ワキガ」と「体臭」は似て否なるもの

「自分はワキガではないか」と気にする人が一番悩むのは、「ワキガ」と「体臭」の区別でしょう。この境界線があいまいなために、少々体臭が強いだけなのに「自分はワキガだ」と思いこんでしまう方が多くいます。

ですが、医学的にはこの2つはハッキリと区別されています。

ニオイは体のいたるところから出ています。息のニオイ、髪の二オイ、汗のニオイ・・・。それらが一体となって、その人特有の「体臭」をかもし出します。ほとんど体臭のしない人もいれば、強い人もいます。ですが少々体臭が強いからといって、それを「ワキガ」とは呼びません。

私たち人間も動物の一種です。食事によってエネルギーを取り、不要なものを排池して生きています。そうした営みを続けている限り、ニオイが発生するのを避けることはできません。

カゼをひいて2~3日寝込んだりすれば、それだけで汗のニオイが強くなるものです。またニオイの強いものを食べれば体臭や口臭となってニオイを放ちます。けれども、これらは日常生活の中で気をつけていれば防げるものです。こうした体臭を「ワキガ」とは言いません。

ところが「ワキガ」は違います。ワキガの場合は発生場所や原因がはっきりしていても、この激しいニオイを簡単に防ぐことができません。

こうした違いがあまり知られていないためか、ワキガというと「不潔」というイメージをお持ちの方が今でも多いようです。ですがこれも、ワキガに関する多くの誤解の一つです。

「ワキガ」と「体臭」は別のものなのですから、こまめにシャワーを浴びて汗を流したり、お風呂でしっかり体を洗ったりしたところで、ニオイを完全に止めることはできません。どんなに清潔を心がけたとしても、やはりニオイは残ってしまうのです。これが、ワキガと体臭の決定的な違いといえるでしょう。

ワキガと体臭は根本的に別のもの。専門医のカウンセリングを受けた結果、重症のワキガだと判断されるような場合は、手術などの特別な方法によらなければ、そのニオイを解消することはできないのです。

洋の東西で異なる「香りの文化」

ワキガに人種差があるように、においに関する文化も洋の東西でかなり違います。

日本には香りを楽しむ文化があります。香を焚いて衣服ににおいを映したり、におい袋を懐中にしのばせたり、ほのかな香りを楽しむ文化があります。

香水瓶

これに用いる香とは伽羅沈香(きゃらちんこう)、白檀(びゃくだん)などの天然香木のにおいです。香をかぐことで、脳内にアルファ波が出て、エンドルフィンなどの心地よさをもたらす脳内物質が分泌されます。

これに対して、西洋では強い香水で体臭をまぎらわせる方法がとられてきました。これかなり古い習慣であることは、古代ギリシャの遺跡から香水の製造工場が発掘されたことからも分かります。

古代ローマの時代は入浴が人々の娯楽となっていましたが、中世ヨーロッパでは入浴が一般的ではなくなりました。どうやら、入浴すると病気になりやすいと信じられていたようなのです。そのため、体臭を消すための香水がいっそう発達することかりました。

ちなみに、香水はつけた人の体臭と混ざって香りをつくります。香水をつけた直後の香をトップノート、少し時間が経った香りをミドルノート、時間が経ってほとんど消えた香りをラストノートといいます。

日本でも香水を使用する人は少なくありませんが、欧米諸国ほど一般的ではありません。あらゆる製品で世界市場を席巻した日本ですが、誰もが知っている香水のほとんどは欧米のものです。

欧米ほど広まっていない理由はいくつか考えられます。日本は風呂につかる習慣が根づいていますし、無臭であることが清浄という感覚もあるようです。また、欧米人と比較して体臭が少ないことも関係しているでしょう。

ヨーロッパの人々のように香水を使って体臭を目立たなくさせるというより、清潔にすることで嫌なにおいを少なくすることを目的するところがあります。

「香水」+「ワキガ」=「大迷惑」!?

香りでニオイを撃退する方法は、世界的に見れば一般的な方法です。香水水やオードトワレ、オーデコロンは体臭をマスキングするために欧米人が開発したといわれています。

トルコなどでは、バスなどの長距離移動後に手などに付けるオーデコロンが回ってきます。10時間以上、バスに閉じこめられて風呂にも入れないので、香りでリフレッシュすると、もに、体臭も抑えようとの意味合いもあるのでしょう。

ただし日本では、フレグランスの使用にとても敏感です。特に男性の場合、ビジネスの席での香水やオーデコロンは使わないか、使ってもごくごく控えめにする必要があります。女性の場合は男性ほど厳しくはありませんが、あまりワイルドな香りは受け入れられません。

実際、海外の有名メーカーが発売した女性用のワイルドな香水が人気だったときも、そのニオイに対するクレームが、さまざまなところから聞こえてきたものでした。男性だけではなく女性からも不評だったことは、ニオイに対するこの国の厳しい基準を改めて示したものといえるでしょう。

さて、このような環境で「ワキガ」をごまかすために、香水やオードトワレ、オーデコロンなどを使えるでしょうか?ワキガが強ければ、かなりの強い香りを選択しなければなりませんので、たとえ、ワキガのニオイがごまかせても、香水へのクレームは必ず耳に届くことでしょう。

さらに恐ろしいのが、ワキガと香水が混じって悪臭となるケースです。

そもそも香水は体臭と混ざり合うことを前提としたもので、体臭が当たり前の諸外国では何の問題もない話です。しかし体臭への強い嫌悪感を持つ日本で、香水と体臭が混じり合うなど許されません。つまり体臭が強いと、日本ではフレグランスを楽しむことができないのです。

ミントをブラスしてさわやか、わきのにおい消し

香水でワキガ臭を消せないなら、一体どうすれば良いか?そこでおススメなのが、「重曹ワキスプレー」です。重曹の特徴である消臭効果は、体のにおい消しに大活躍。夏になるととくに気になるわき下だけでなく、足のにおいもシャットアウトしてくれます。

重曹水をスプレーボトルに詰めて、お出かけ前にシュッとひと吹き。また、重曹水をタオルに浸してビニール袋に入れて持ち歩けば、外出先でも使えます。汗ばんだ肌をスッキリさせ、体臭を予防。「ペパーミント精油」を加えると、より清涼感があり「殺菌効果」もプラスされます。

重曹ワキスプレーの作り方

【用意するもの】

  • 重曹:小さじ1
  • 水:100cc
  • ペパーミント精油:10~15滴程度
  • 清潔なスプレーボトル(100均等で手に入ります)

【使い方】

  • 水100ccに材料を加える。ペパーミント精油は、広口のぴんなら1滴、精油用のドロップ栓つきなら10滴ほど。
  • スプレーボトルに入れ、わきや足などにおいの気になる部分にひと吹きする。
  • 油は分離するので、使うたびによく振る。
    • 除毛、脱毛徒の使用は、刺激になる場合があるため使用は控えてください。

NICHIGA(ニチガ)重曹(食品用)

参考:NICHIGA(ニチガ)重曹(食品用)

スキンケア・ボディケアのほか、パンやケーキ、お菓子の粉としてご利用いただける重曹です。食品添加物(食用)

出典:Amazon

 

 

参考:NAGOMI AROMA ペパーミント

メントールの香りでおなじみのエッセンシャルオイルです。清涼感あふれるその香りは辛みと甘さを合わせ持つ気分爽快なグリーンな香りです。

NAGOMI AROMA ペパーミント
出典:Amazon

 

重曹ワキスプレー
出典:ケンコーコム

 

2 「ワキガ臭」がつみついた衣類や車のシートには「重曹スプレー」が効果的

どうしても取れない「ワキガ臭」はどうする?

下着やシャツなどに「ワキガ臭」がつき、その洗い方が甘い、また放置してしまった場合。においはどうしても取れず、あきらめてしまった人も多いのではないでしょうか。

大事な洋服なら汗ワキパッドなどの使用で、衣服への黄ばみ・においの沈着を防ぐのも手ですが、汗じみや皮脂を落とす「重曹を使った洗濯法」も有効。(それでもダメな場合、クリーニング屋さんで原因と経緯をしっかり説明し、相談してみてください。)

車の室内環境も同じで、ワキガなどの体臭や、タバコ・ペット臭が、室内全部、座席シートの内部まで浸透している場合、リフレッシュするまでかなり大変。車内空間のあらゆる場所にしみついてにおいが取れなくなる前に、ただちに対処しましょう。

  • こまめにふき掃除をする
  • 活性炭など脱臭剤を置く
  • 換気よくする

などのほか、さらに「重曹スプレーを使う」のも効果的です。

どうやら、「初期行動の大切さ」は火事や疾病だけではなく、「におい対策」においても重要。いやなにおいを察知したら、すぐに対処し放置しないことが肝心なのです。

汗や皮脂になじむ性質で清潔感がアップ

「重曹」は汗や皮脂となじみやすい性質があり、汚れ落としにつながっています。さらに消臭作用もあるので、洗濯での効果はバツグン!

汚れが落ちるか落ちないかというのは、「くっついている力」と「水に溶け出す力」のどちらが強いかという問題です。そこで洗濯のボイントは、衣類についている皮脂やタンパク質汚れをいかに水になじみやすくさせるか。それが汚れ落としにつながります。

重曹は水に溶けるとマイナスオンを発生させますが、電気的な中和作用で、油、タンパク質、ほこり汚れを落としやすくします。

さらに水道水に含まれているミネラル分とくっつき、水をやわらかくする作用があります。そのため、石けんカスを作りにくくし、石けんの洗浄力をむだにしません。(ただし、合成洗剤にはすでに軟水化成分が含まれているので、新たに重曹を加えても効果は上がりません。)

汗臭いシャツや下着は洗濯前のつけ置きで悪臭を消す

汗臭くなって。とくににおいが気になる衣類は重曹水につけ置きします。子供の泥んこ汚れ、高齢者の尿もれなどにも効果的。

においが気になる衣類
出典:重曹のシンプル家事

粉石けん洗濯の助剤に洗浄カアップ&石けんカスが残らない

水に含まれる「カルシウム」と「マグネシウム」に、粉石けんの「石けん成分」がくっつくとカスになり、その分汚れ落ちも悪くなります。ところが、重曹を先に水に溶かすと重曹がまずミネラル分とくっつくため、石けんの力を充分に発揮でき、カスも残りません。

アウトドアや車内でもお役立ち

暮らしのさまざまな場面で役立つ重曹は、アウトドアのシーンでももちろん効果を発揮します。キャンプに持っていけば大活躍まちがいなしです。

車のシートの清掃汗臭さと汚れを解消

重曹スプレー後ぬれぞうきんでふき、電気的にくっついていたほこりなどを取り除きます。子供が車酔いでもどしたら、ふき取って粉をかけ、乾いてから掃除機で吸い取ってください。

重曹スプレーの作り方

重曹を水溶液にしてスプレーボトルに入れておくと、家中の掃除で大活躍します。

 【用意するもの】

  • 重曹:小さじ2弱
  • 水:100cc
  • 清潔なスプレーボトル(100均等で手に入ります)

【使い方】

  • 水100ccに材料を加える。
  • スプレーボトルに入れ、においの気になる部分にひと吹きする。
    • 長く使わないとノズルに残った水溶液が乾いて粉がスプレーに詰まり使えなくなったり、沈殿したりするので注意を。

重曹を水溶液にしてスプレーボトルに
出典:OVO

 

重曹を振りかけるときは、このような容器がおススメ。100均のキッチンコーナーにあります。

100均での容器がおススメ
出典:remiの部屋

ミヨシ 暮らしの重曹

参考:ミヨシ 暮らしの重曹

工夫次第で用途が広がる暮らしの安心パウダー。食用グレードの原料使用で食器の洗浄にも安心。

汗をかいた衣類バッグにしまう前に粉をひとふり

重ねた衣類の間に重曹の粉をまく

キャンプ地などで洗濯できないからといつて衣類をそのまましまうのは、ちょっと待って。重ねた衣類の間に重曹の粉をまいておくだけで、汗臭さを解消でき、帰ってからの洗濯もラクになります。

まとめ

ワキや衣類だけでなく、住空間、車内にしみついた「ワキガ臭」も、案外あなどれません。市販の除菌スプレーを使いすぎると、それらに含まれる化学物質でアレルギーが起こることも。比較的刺激に少ない「重曹スプレー」で、しっかり消臭しましょう

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